経営者って

なんか最近ネットの記事などに出ているいろいろな会社の経営者の人たちの写真を見て感じるのですが、みんな怖い顔で写っている気がします。
私が今いる会社の社長さんもなんとなく怖い顔している時が多い気がしてます。
みなさん真剣に仕事されているので、怖い顔になるのも仕方ないのかも知れませんが、最近気になります。
私は経営者ではないので、よく分からないのだと思いますが、気が抜けない時間が多いのでしょうか。
経営は厳しい状況の場合が多いのでしょうけど、周りが萎縮してしまう気もしますし、何よりご自身も疲れそうです。
まぁ、政治家も難しい顔していることが多い気もしますので、重要な仕事をしている人たちはどうしても怖い顔になるのでしょうか。
真剣なシーンでヘラヘラしているのも如何なものか、ということになるのですが、私の理想としては大変な時ほどニコニコしながら冷静に行動したいところです。
経営者は威厳みたいなものも必要なのでしょうかね、そのためにも難しい顔とか怖い顔をしていた方が良いのかも知れませんね。
そうだとすると、やっぱり凡人には経営とかなかなか手出しできないものなのかもな、と思ったりもしました。
能力の問題はもちろんですが、それ以上にメンタル的なものが持たない気がします。
常に会社のことを考えながら難しい事に取り組んでいかねばならないのだとすると、精神的にも参ってしまいそうです。
一方で、企業の振る舞いや成長などはやっぱり経営者の腕次第のところも多いにある気がします。
経営者のモチベーションがどこにあるかにより、その企業の生い立ちやその後も変わるでしょう。
キヤノンにいたときに感じた経営者の存在感と、今の会社の経営者では当然全然違います。
会社の規模は桁違いですし、社員数などは比較になりませんので、当たり前です。
ただ、同じように感じることがあります。
それはキヤノンのあのご老人経営者が絶対的な存在であり、彼の方の思うことに沿って会社は動こうとしてましたが、今の会社でも社長さんの存在はかなり絶対的なものであり、役員以下社員は社長さんの気に入る事を進んで行おうとしているところです。
コーポレートガバナンスという言葉も最近はよく聞きますが、ガバナンスとはどこまでの事をいうのでしょうかね。
中小企業は人数も少ないですから、より一部の経営者の存在は大きなものになるのかも知れません。
このようにトップの経営者が絶対的な存在であればなおさら、いい悪い抜きでその方のモチベーションによりその企業がどこまで成長して行きたいか、どのように成長していくかが概ね決まってくる気がします。
キヤノンの場合は一応グローバル企業ですし、大きなビジネスをしているわけですし、そう簡単に会社が傾くこともないのでしょうが、今の会社は小さいですし、ビジネスも単一事業で規模も小さいですから、存続させ続けるのも大変なのだとは思いますので、当然経営者の持っているプライオリティや目標も全然異なるとは思います。
しかし、キヤノンはできるかできないかは置いておいて中長期的に大きく成長させるための戦略と計画を考えていたと思います。
それが今の会社では経営者の方たちからそのような雰囲気を感じません。
確かに売上、利益の向上は目標に上げていますし、数字的にはそれなりの成長率を掲げてみてます。
でも、そのために何か中期的なシナリオを思い描いているのかというと、私にはそれが感じ取れません。
5年後。10年後にどのような企業になっていたいのか、それらを社員にも考えることを期待しているようにも思えませんし、社員に示している気もしません。
日々黙々と働き、社員や役員の給料は払える利益を確保することで終了している感じがします。
それは最低限必要な行動だと思います。
でもそれを何年続けても、忙しい割にはみんなの手取りは増えませんし、社会に貢献することも難しいと思います。
会社を成長させることはそう簡単なことではないのはわかりますので、必ずしも順調にいくことはないでしょうが、どうにかして成長させるために試行錯誤しながらリスクも取って活動していかなければ、この状態は変わらないと思います。
中小企業は資金も人材も極端に少ないのは確かです。
できることは限られています。だからこそより細かな作戦と無駄のない行動をしていかないと現状を発展させることができないと思います。
中小企業の経営者にその覚悟とやる気があるのかどうか、それは大企業の経営者と同じようにとても重要なことなのではないかと最近考えています。
下手を打って会社が潰れたら元も子もないという考えが頭によぎるのは分からなくもないですが、どうせ怖い顔して難しい話をするのであれば、ぜひ会社を成長させるための行動に果敢に挑戦してほしいと思ってしまいます。
やっぱり経営者は大変です。