経済学

最近経済学について興味が出ています。
私は理系の大学でしたし、経済学なんて勉強したこともありません。
それっぽいのは中学や高校の社会の事業でやった程度です。高校でも政治経済は取りませんでした。
この歳になるまで、全く気にも留めたことがありません。
アダム・スミス、ケインズ、マルクスくらいなら名前程度聞いたことありますが、その程度です。
なのですが、きっかけは今回の転職でした。
以前にも少し書いたと思いますが、日本の世の中は大企業に有利にできていると改めて今回の転職で感じました。
その後、今の会社で受託をメインの仕事を始めました。
世間でよく聞く、ITゼネコンという言葉の実際を少しですが体験し始めています。
2次受け、3次受けで1つの仕事をどんどん小さな仕事として下請けに出してマージンをこまめに稼ぐという形です。
キヤノンにいた時もそうですが、大きな会社は構想を作り、その実装を下請けに出します。
その仕事を受ける下請け会社は、仕事が欲しいので自分達のリソースや技術で賄いきれない時もできるだけ受けようとします。その不足分はさらに仕事を下請けに回します。
そうやってITゼネコン的な構図が出来上がります。
そもそも大きな会社は自分達で全てやりきれないのは2つ理由があると思っています。
1つは単純に自分達の経験やノウハウがない部分が必要になり、そこを効率よく作り上げるために他社にお願いするという理由、
2つ目は不足しているスキルやノウハウを持った人材を自社に招き入れるのは時間的な問題と人的コストお抑えたいという理由です。
今のITの分野では、1つの会社で完結して仕組みを開発するのは当然難しいとは思います。
時間も大事ですので、自社の力をつける時間を待つこともできず、外部に力を求めることも必然だと思います。
ただ、問題はその関係性だと思うのです。
今の会社では下請けしてくれる会社のことをビジネスパートナーと呼びます。
「パートナー」ですから、本来ならば対等な関係であるべきです。
しかし、そうはなかなかなりませんよね。
やはり主従関係みたいなものが見え隠れします。
これは大企業から一次受けの会社に委託する際も同様です。
でも、そうしているからこそ中小企業やSES(System Engineering Service)の会社は生き残っていけるのだ、ということです。
そうであればこの関係性は一向に改善されるはずもなく、正統であるということになります。
でも本当にそうなのかな?と思ったのです。
ある分野に特化した小さな会社と大企業がタッグを組んでことを新しいことや有意義なことを造っていくことはとても素晴らしいと私は思っていますが、今の関係性が本当にいいのかどうかが腑に落ちません。
なぜならば、結局は中小企業も単に生き残りのためだけに仕事をこなしていることになり、そこで働いている人もその会社自身も成長することがとても難しくなっていると感じるからです。
そんなことを考えていたら、「そもそも会社は何のために存在するの?」とか、「日本人にとって理想的な働き方ってどんなものなのかな?」みたいなことが気になり始めてしまいました。
そこで会社のありようについて日本と海外の事例を調べようかなとか、雇用の形態について今「ジョブ型」とか言われているけど、本当に日本人は対応できるのか、海外ではどんな感じでみんな働いているのか調べてみようと思い立ったのです。
その分野を調べ始めたら、どうも社会学という分野が人々の働き方や生き方について勉強している人たちが集まっていることがわかりました。
その辺をかじってみようと思って始めてみたら、どうもその前に経済学の基本くらいは知らないと話がわからないぞ、みたいなところもあるのかなと気がつきました。
そこでまずは経済学の初歩の初歩を勉強してみようという感じで、経済学の入門みたいな本を読み始めてみました。
そしたら、案外これが面白いんです。
経済学って、どうしたら儲かるかとかお金の計算とか、そのようなことをやる学問だと勝手に思ってましたが。それだけじゃないんですね。
人々がどんなことを考えてどんな行動をすると、世の中がどう動くか、みたいなことが根底にあるみたいで、かなり人間臭い学問だなと思いました。
そして、最近では市場についてだけではなく、男女がうまく結婚できるためのマッチング理論みたいなことまでやっているみたいです。
欧米では経済学者って人気な職業らしいです。
まだまだ入り口ですけど、少し本読む程度ですが続けてみようと思ってます。
それが先の疑問解消に役立つかどうかはわかりませんが、とりあえず興味が出てきたので勉強です。
もっと若い時に興味持てばよかったかも。