電子レンジ パートII

何回か前に電子レンジについているWiFiでのスマホアプリ連携機能が動かない件、書きました。
今日はその時に書いたエンジニアの方が訪問してくれて動作を見てくれるという話を実際に行なってもらいました。
その結果、やっぱり予想通りWiFiルーターと相性問題のような感じでした。
きてくれた若いエンジニアは、まず彼が持参した、別のWiFiルーターを使って自分のスマホで動作確認。
当然正常に動作しました。
その後うちのルーターで動かないことを確認すると、
「これはWiFiルーターの問題ですね、うちの電子レンジ本体は問題ありません。WiFiルーターの問題はWiFiルーターのメーカーに問い合わせてください」
とお決まりのコメントです。
そこで私はちょっと意地悪になり、「それはWiFiルーターに問題があるということですか?WiFiルーターに対策を依頼してほしいということですか?」
と聞いてみました。
すると、
「ルーターのメーカーがどうするかは私たちがコメントできませんが、問題解決にはそのメーカーにお願いするしか・・・」
というような事を言います。
私が、「ではすみませんが、この状況をそのWiFiルーターのメーカーに説明してもらえますか?私が素人意見を言っても埒が開かないかもしれないので」
とお願いすると、
「それは・・・」
となり、
「あ、電子レンジは金属で囲われているので、電波の状況が少しでも悪いとうまくいきません。おそらく電波状況が悪いのだと思われます。
これはWiFiルーターの問題というよりも環境の問題です」
と言い出したのです。
これは宜しくないです。
同じところに彼が持ってきたルーターも置いて実験していて、それは問題なく動作している。そしてその隣にあるうちのルーターは電波が届いてないという。
でも彼が持ってきたバツファローのルーターよりもうちのルーターの方が出力が大きい。値段も高い。
私がそのことを指摘し、「ではうちのルーターの電波が弱いというのを確認してもらえると納得がいきますが、そうでないと、この状況でうちのルーターだけが電波が弱いということが理解できませんが」
と言ってみました。
彼は、「それは、そうですが、測りようがありません。」という。
「測りようがないのに、素人の私がどうやって電波が弱いということがわかるのでしょうか。そしてルーターのメーカーにどう説明して、協力をお願いすればよいのでしょうか」
と言ってみると、ようやく
「すみません、実はまだうちはあまりIoT家電ではノウハウがないのです。私の知る限りではお役様のメーカーのルーターは確認したことはありませんでした。」
と正直モードになってきました。
最初から真摯にユーザーの状況を把握してわからないことはわからない、現状の説明をきちっとするのがいちばん必要だ思うのですが、どうもメーカーは自分達のせいにしたがらないので、どうしても自分達の責任を逃すための言い訳をまずは用意してしまう。
そしてそれを現場担当にマニュアルという形で対応方法を強いている。
そのため、今日来た若者は自分の考えではなく、そのマニュアルに従って対応しようとしてしまうのでしょう。
確かにメーカー側の頭で考えれば、WiFiなど不安定で構成要素の選択肢が事前に把握しきれないもにきちっと対応するのは無理なところもあります。
当然今回のように動かない場合も出てきます。それを全て動くように修正や対応をしていてはコストが見合わないのも事実です。
ですが、最初からその事実をまじめに把握して、この後の開発にフィードバックしていく姿勢がない以上、そのメーカーの製品やサービスがしっかりとユーザーに染み付いていくことはないと思います。
今回の件も、絶好のユーザー環境調査になると思うんですけどね。
言ってくれれば協力もするし。
でも、現場に対応を押し付けているのは会社の方針だと思うので、やっぱり会社がしっかりと考えないとダメですね。
このご時世、仮に私がSNSなどのそれなりの影響力を持ってたらこの事実をネットで呟いたりした途端、「HITACHIさんて大丈夫?」
と賑やかになり、会社としても結構痛いことになりそうですが。
この辺が物作り日本の復活に繋がりそうなポイントのような気もします。