やっぱり大企業優位な世の中だよな

今回、転職する際に、色々と生活面での見直しをしました。
例えば生命保険は会社の団体生命保険だったので、退職とともに解約されます。この後どうするか?とか、住宅ローンの残債をどうしていくかとか、がん保険や医療保険は今のままで良いか、などを一応検討してみました。
その活動をしていて、予想はしてましたが世間は大企業の看板が外れると分かった時から、極端に冷たくなりますね。
当然ローンなどの与信審査などはものすごくキツくなるようですし(これは年齢によるものもあると思いますが)、保険などについても転職前に済ませておいた方が良いですよとか言われたりしました。
まぁ、私の場合は今後大きな借金をする予定は今のところありませんが、キヤノンにいる限りは、この年でも平気でお金貸してくれそうな勢いでしたので、やはり日本の場合には会社の看板でその人の信用を判断しているのですね。
こうなると、これから子育てする人や、住宅ローン組みたい人、車を買いたい人などは、一度大企業に入るとそう簡単にその立場を放棄したくなくなりますし、次のステップに行くにも勇気がいるでしょう。
私もキヤノンという看板のおかげでとても優位に生活させてもらったと思ってます。
本当に優秀な方や、志がある方はそんなの関係ない!という人たちも当然いっぱいいるとおもいます。
でもみんながそんな人ばかりでないのも事実かと。
恐らく今後私がお世話になる中小企業などの社員の方はキヤノンの社員の方よりも厳しい世間の査定を受けているかもしれません。
話は少し変わりますが、うちの父親は脱サラして自営業をしてました。
結構破天荒は生き方をしてきていて、サラリーマンの期間がそんなに長くなかったため、厚生年金が少なく、年金生活の今、とても厳しいと言っています。
現役時代はバブルの時期でもあり、結構羽振りが良かった時期もあったようですが、安定した老後を考えるとかなりキチンとしないといけないのでしょう。
要は、大企業に入った瞬間に安心を手にすることができる部分が確実にあるわけで、そこから自分で抜けるということはとても勇気がいることでしょう。
これでは大企業の人材の流動性もなかなか上がらないだろうし、少しくらい会社が社員に無理を敷いても(年収が上がらなくても)しがみつきたくなるよな、とおもいました。
大企業がいけないと言っているわけではないんですが、大企業のサラリーマンが守りに入る確率を高めている気がして、それが大企業の生産性向上を妨げたり、収入が増えない要因になったりしてないかな、と思うのでした。
それでキヤノンもほぼ大学院を出た学生でないと今は入れないと思いますので、当然良い大学の院に行くための勉強をして、中途半端に学歴と実力を持った学生は大企業に流れるのだと思いました。(本当に優秀な人は外資系企業や起業したりするのでしょう)
今、世の中では格差是正とか言われてますが、収入格差だけではなく、このような社会の仕組み格差も結構大きい気がしました。
もしかしたら、大企業の社員でない場合の賢い世渡り方法があるのかもしれませんが、私はまだ知りません。
もしあるなら、それらの情報をもっと広く知らせられたり、世間の価値観や信用の確認手段を工夫したりできないのかなぁと思うのでした。
これら大企業でそこそこ優秀な人たちがもっと攻めの意識で仕事ができたら、世の中がだいぶ変わる気がします。